院長の歯列矯正なんでも相談室 Vol.6

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Q.矯正治療でもセカンドオピニオンが必要?
A.セカンドオピニオンを直訳すると『第二の意見』となりますが、簡単に言うと、1つの医院で決断せず、様々な医院の意見を聞き、納得した上で治療を開始しなさいという意味です。車や電化製品を購入する際、様々なメーカーを比較検討しませんか?それと同じ事です。
矯正治療の場合、むし歯の治療で通院している先生から、矯正専門医院に行って下さいと紹介状を渡される事が多々あります。矯正治療は決して安い買い物ではありませんし、長期にわたります。情報や知識に乏しい患者様にとっては、紹介先で治療の説明を受けても、他の専門医の意見を聞きたいと思うのは当然のことです。セカンドオピニオンを聞く事は『紹介元や紹介先の先生に失礼になるのでは』と思われがちですが、その心配は全くいりません。何より忘れてはならないのは、医療行為を受ける医院を選択するのは患者様自身の権利であるということです。
矯正治療も日進月歩しています。セカンドオピニオンを上手に使って、治療が楽しくなるような、自分にあった医院を探していただきたいものです。