院長の歯列矯正なんでも相談室 Vol.8

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Q:転勤で遠くに引っ越します。治療はどうなるの? 悩む
A:転勤の多いご家族や、進学を控えているご子息が矯正治療を開始するにあたり不安な事は、治療は始めたものの遠隔地への転居により通院が不可能になった時、はたして治療の継続は可能なのだろうか?ということです。治療中に患者様が諸事情により通院先を変えることを転医と言います。結論から言えば転居先が海外でも国内でも転医は可能です。矯正専門医は各種矯正歯科学会に所属しネットワークがあるので、転居の可能性が分かった時点でいつどの辺りになるかを伝えれば、転居先の近隣で同じクオリティで治療を継続してくれる矯正専門医院を必ず紹介することができます。現医院は紹介状や治療経過報告書、初診時資料等を転医先に送り治療の引継ぎを行います。治療費は転医時の治療進度により返金され現医院から転医先に支払われますが、矯正治療は自由診療で日本国内でも治療費に差があるため、転医先で多少の差額が生じる場合があります。 転居を心配してせっかくの治療のタイミン グを失ってしまっては大変です。積極的に矯正治療を受ける事をお勧めします。

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