【矯正Q&A】 歯並びが悪いとナゼいけないの?

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A、近頃歯並びの良い芸能人やモデルさんが多い気がしませんか?一昔前は八重歯がかわいいっていう話を良く聞きましたが、最近のオーディションや各種面接では、チェック項目に『歯並び』が入るぐらい、相手に与える印象と言う面から重要視されています。今回は『歯並びが悪いとナゼいけないか』についてお話したいと思います。

こう問われてまず頭に浮かぶのはおそらく『見た目の悪さ』だと思います。実際、矯正専門医院を訪ねる方の90%は『見た目』を気にして来院されます。しかしながら、矯正治療の第一の目的は『見た目』の改善ではなく、しっかりかめる良い歯並びと、正しいかみ合わせを作ることにあります。やはり歯並びが悪くかみ合わせが不安定だと、かむ力が弱く、食べ物を十分に咀嚼できずに、結果として胃や腸に負担をかけてしまいます。また、デコボコが多ければ歯磨きが難しく、痛い虫歯や、歯を失う大きな原因である歯周病にかかるリスクが増えます。成長期のお子さんは歯並びが悪いと、歯の土台である顎の正しい成長発育が阻害され、上下の顎の過度な成長や非対称の成長により顔がゆがんだりします。

それ以外に、デコボコがあるため発音がはっきりせず、相手に話の内容が聞き取りにくいという問題や、歯並びをコンプレックスに思い、思いっきり笑えないことから、引っ込み思案の性格になってしまうような、心理的な発達への影響も考えられます。

以上のように歯並びは『見た目』だけではなく、いろいろな障害をもたらすことが分かっていただけたことと思います。もっともっとご自分やお子さんの歯並びに興味を持って鏡を見てみましょう。一番怖いのは『本人が気にしていなければ矯正の必要はない』という自己判断です。もし少しでも気になる場合は、お近くの矯正専門医院にご相談されることをお勧めします。